2010年 04月 20日
白熱灯・蛍光灯・LED |
大手家電メーカーが相次いで生産中止を発表している製品があります。
白熱電球です。白熱電球は今はまだ殆どのお宅の照明器具に使われていますよね。
硝子球の中のフィラメントを発熱させることで灯りを得る仕組みです。
白熱電球の生みの親はエジソンであることは有名ですし、
大昔のフィラメントは京都の竹を墨にしたものが使われていたと言う話をです。
ではなぜ、どこのお宅で使われているような白熱電球が生産中止になってしまうのか。
大袈裟に言えば「地球温暖化の抑制」の為です。
環境先進国のドイツではすでに白熱電球は生産されていませんし、
写真撮影とか、どうしても白熱電球の灯りでなければならない場合を除いて
使用も禁止する方向だったと思います。
蛍光灯と白熱灯を比べます。
白熱灯の寿命は蛍光灯の約1/6。消費電力はなんと3倍を超えます。
価格は白熱電球の方が安いのですが寿命と消費電力を考えると
蛍光灯の方が財布に優しいとこになります。
LED電球にしたらさらにランニングコストは安いのですが
いかんせんまだまだ価格が高い。電球一個に5000円払います?
古くはタイマツ、ロウソクやガス灯などの火で灯りを得る時代を白熱灯が終わらせたように、
白熱灯の時代もLEDの出現で終わりを迎えるのかもしれません。淋しいですよね。
寿命と消費電力を考えれば白熱灯は地球環境に優しくない。
蛍光灯にもLEDにも「電球色」と言われている
白熱灯独特の赤い灯りを模造した製品は有る事は有ります。
ただ個人的には白熱灯の灯りの暖かさは白熱灯にしか出せないと思っています。
電球色の蛍光灯やLEDではどんなにがんばってもあの暖かさは演出できない。
白熱灯に関してよく誤解されている方がいらっしゃいますが、
60W、100Wとワット数が表示してありますが、
ワット数は明るさの単位では無いので明るさを示している数字ではありません。
Wは消費電力です。
一番ご理解いただけるのは同じW数の白熱灯と蛍光灯を比べるとわかります。
同じワット数ですから消費電力はおなじです。
けれど蛍光灯の方が白熱灯に比べ4~5倍は明るい。
(もちろん電球そのものだけでなく照明器具によっても変わります)
逆に電球その物のワット数ではなくその部屋に必要な明るさを確保するには
蛍光灯と白熱灯ではどれくらい違いがあるのでしょうか?
照明器具のカタログを見れば一目瞭然です。
例えばシーリングライト、部屋の大きさは8~10畳とします。
蛍光灯照明器具ですと90W、白熱灯照明器具ですと360Wが必要になります。
消費電力はちょうど4倍。
更に先ほど申し上げたように白熱灯は蛍光灯に比べて1/6の寿命ですから
4×6=24倍。
実に白熱灯の方が24倍もコストが高いと言うことになります。
(あくまでも机上の計算だけですが)
白熱灯が無くなるのは淋しいと言ってみたり、データでは白熱灯の負の部分を言う。
僕がどっちの味方なのかわからないでしょうね(笑)
僕が言いたいのは白熱灯でしか出せない味が存在する事。
白熱灯には白熱灯にしか出せない演出ができる。
それは電球色の蛍光灯やLEDでも出せないはずなんです。
地球温暖化の抑制とか消費電力とか、電球その物の寿命の短さとかで
白熱灯が追い込まれているのは仕方ないと思えても、
だからといって全部無しって言うのは極端な話だなと思うわけです。
まだ書き足りないのですが、長くなりましたので次の機会に。
白熱電球です。白熱電球は今はまだ殆どのお宅の照明器具に使われていますよね。
硝子球の中のフィラメントを発熱させることで灯りを得る仕組みです。
白熱電球の生みの親はエジソンであることは有名ですし、
大昔のフィラメントは京都の竹を墨にしたものが使われていたと言う話をです。
ではなぜ、どこのお宅で使われているような白熱電球が生産中止になってしまうのか。
大袈裟に言えば「地球温暖化の抑制」の為です。
環境先進国のドイツではすでに白熱電球は生産されていませんし、
写真撮影とか、どうしても白熱電球の灯りでなければならない場合を除いて
使用も禁止する方向だったと思います。
蛍光灯と白熱灯を比べます。
白熱灯の寿命は蛍光灯の約1/6。消費電力はなんと3倍を超えます。
価格は白熱電球の方が安いのですが寿命と消費電力を考えると
蛍光灯の方が財布に優しいとこになります。
LED電球にしたらさらにランニングコストは安いのですが
いかんせんまだまだ価格が高い。電球一個に5000円払います?
古くはタイマツ、ロウソクやガス灯などの火で灯りを得る時代を白熱灯が終わらせたように、
白熱灯の時代もLEDの出現で終わりを迎えるのかもしれません。淋しいですよね。
寿命と消費電力を考えれば白熱灯は地球環境に優しくない。
蛍光灯にもLEDにも「電球色」と言われている
白熱灯独特の赤い灯りを模造した製品は有る事は有ります。
ただ個人的には白熱灯の灯りの暖かさは白熱灯にしか出せないと思っています。
電球色の蛍光灯やLEDではどんなにがんばってもあの暖かさは演出できない。
白熱灯に関してよく誤解されている方がいらっしゃいますが、
60W、100Wとワット数が表示してありますが、
ワット数は明るさの単位では無いので明るさを示している数字ではありません。
Wは消費電力です。
一番ご理解いただけるのは同じW数の白熱灯と蛍光灯を比べるとわかります。
同じワット数ですから消費電力はおなじです。
けれど蛍光灯の方が白熱灯に比べ4~5倍は明るい。
(もちろん電球そのものだけでなく照明器具によっても変わります)
逆に電球その物のワット数ではなくその部屋に必要な明るさを確保するには
蛍光灯と白熱灯ではどれくらい違いがあるのでしょうか?
照明器具のカタログを見れば一目瞭然です。
例えばシーリングライト、部屋の大きさは8~10畳とします。
蛍光灯照明器具ですと90W、白熱灯照明器具ですと360Wが必要になります。
消費電力はちょうど4倍。
更に先ほど申し上げたように白熱灯は蛍光灯に比べて1/6の寿命ですから
4×6=24倍。
実に白熱灯の方が24倍もコストが高いと言うことになります。
(あくまでも机上の計算だけですが)
白熱灯が無くなるのは淋しいと言ってみたり、データでは白熱灯の負の部分を言う。
僕がどっちの味方なのかわからないでしょうね(笑)
僕が言いたいのは白熱灯でしか出せない味が存在する事。
白熱灯には白熱灯にしか出せない演出ができる。
それは電球色の蛍光灯やLEDでも出せないはずなんです。
地球温暖化の抑制とか消費電力とか、電球その物の寿命の短さとかで
白熱灯が追い込まれているのは仕方ないと思えても、
だからといって全部無しって言うのは極端な話だなと思うわけです。
まだ書き足りないのですが、長くなりましたので次の機会に。
by ina0817
| 2010-04-20 12:39
| 住まい・建築