2011年 12月 05日
使い捨てカイロで海を再生する |
たいそうなタイトルですが・・・・
今の僕があるのはこの人のお陰って心底思っているの方がお二人居ます。
お一人は知り合って20年くらいの某会社の社長。
この方は僕をやる気にさせてくれる方。
以前も少しだけご紹介しましたが、とてつもなくビジュアルの悪い方です。(笑)
もうお一人は・・・・
僕が長岡で仕事を始めて間も無く、まだペーペーだった僕に
ご自宅の建替え工事を任せてくれたKさん。
僕の提案をほぼ全て受け入れて頂き、そこから僕の長岡での職歴は始まった。
本当にそう思っています。
Kさんにはゴルフ、そして未だにイマイチなお酒も教えて頂きました。
そんな恩人、Kさんはエンジニアとして某電話会社にお勤めの傍ら
長岡に本部を置く『NPO法人 地域循環ネットワーク』の副理事長をされています。
その地域循環ネットワーク、僕の会社も会員として微々たるものですがご協力しています。
活動内容はHPをご覧頂くとして、
考えても見なかった
使い捨てカイロで海を元気にする
と言う活動も始められました。
もちろんHPにも書いてあるのですがご紹介します。
使い捨てカイロを活用した海(藻場)再生の技術は山口県宇部市の無有産研究所、
杉本幹生先生の知的所有権である事を始めにご紹介しておきます。
①なぜ海を再生する必要があるのか
日本の各地で『磯焼け』と言う現象が深刻です。
磯焼けとは、かつて海藻が茂っていた藻場から海藻が無くなり、
海底の岩や砂利や砂地がむき出しになる事。
鉄分の不足が原因とされています。海水に鉄分が不足しているのです。
海藻がなければそれを餌にしているサザエやアワビなども減少します。
つまり、海の中の多様性が失われつつあるのです。
②なぜ海水に鉄分が不足したのか
自然界の鉄分(フルボ酸鉄)は広葉樹の豊かな森の腐葉土が地面に含まれている
鉄イオンと結合し、川を通って海に運ばれていく。それが自然の流れでした。
ところが日本各地で生育が遅く、建築用材としては成り立ちにくい広葉樹の森は
生育が早い桧や杉の針葉樹の森へと“人間の手で”人工的に造り変えられてしまいます。
結果、十分な栄養が海に流れ出ずに海の生き物にさえ影響を及ぼす結果となります。
③そこで使い捨てカイロ
前述の杉本先生は使い捨てカイロに使われている鉄分から
海の中で不足しているフルボ酸鉄とほぼ同じ栄養の鉄分を
再生する技術を生み出されています。
④一石二鳥
使い捨てカイロはゴミになれば燃やされて終わりです。
二酸化炭素を排出して地球温暖化に手を貸すだけです。
けれど使用済み使い捨てカイロを集めて再生させれば
燃やさずに、かつ海の再生にも一役買うことが出来ます。
⑤実際には
地域循環ネットワークでは12月~5月の間、長岡市内の様々な場所に
使い捨てカイロの回収BOXを設置しています。
また、家庭や職場で集めることもお願いしています。
袋は破かずにそのままでOK。サイズやタイプも問いません。
県内ですと、粟島でH22年からすでに再生カイロで海を元気にする試みが始まっています。
僕の会社でもゲンバや監督が使っています。回収に協力します。
皆さんも少しだけ気にしてご協力下さい。
以上、見た目とはウラハラに案外ナチュラリストな稲垣でした(笑)
今の僕があるのはこの人のお陰って心底思っているの方がお二人居ます。
お一人は知り合って20年くらいの某会社の社長。
この方は僕をやる気にさせてくれる方。
以前も少しだけご紹介しましたが、とてつもなくビジュアルの悪い方です。(笑)
もうお一人は・・・・
僕が長岡で仕事を始めて間も無く、まだペーペーだった僕に
ご自宅の建替え工事を任せてくれたKさん。
僕の提案をほぼ全て受け入れて頂き、そこから僕の長岡での職歴は始まった。
本当にそう思っています。
Kさんにはゴルフ、そして未だにイマイチなお酒も教えて頂きました。
そんな恩人、Kさんはエンジニアとして某電話会社にお勤めの傍ら
長岡に本部を置く『NPO法人 地域循環ネットワーク』の副理事長をされています。
その地域循環ネットワーク、僕の会社も会員として微々たるものですがご協力しています。
活動内容はHPをご覧頂くとして、
考えても見なかった
使い捨てカイロで海を元気にする
と言う活動も始められました。
もちろんHPにも書いてあるのですがご紹介します。
使い捨てカイロを活用した海(藻場)再生の技術は山口県宇部市の無有産研究所、
杉本幹生先生の知的所有権である事を始めにご紹介しておきます。
①なぜ海を再生する必要があるのか
日本の各地で『磯焼け』と言う現象が深刻です。
磯焼けとは、かつて海藻が茂っていた藻場から海藻が無くなり、
海底の岩や砂利や砂地がむき出しになる事。
鉄分の不足が原因とされています。海水に鉄分が不足しているのです。
海藻がなければそれを餌にしているサザエやアワビなども減少します。
つまり、海の中の多様性が失われつつあるのです。
②なぜ海水に鉄分が不足したのか
自然界の鉄分(フルボ酸鉄)は広葉樹の豊かな森の腐葉土が地面に含まれている
鉄イオンと結合し、川を通って海に運ばれていく。それが自然の流れでした。
ところが日本各地で生育が遅く、建築用材としては成り立ちにくい広葉樹の森は
生育が早い桧や杉の針葉樹の森へと“人間の手で”人工的に造り変えられてしまいます。
結果、十分な栄養が海に流れ出ずに海の生き物にさえ影響を及ぼす結果となります。
③そこで使い捨てカイロ
前述の杉本先生は使い捨てカイロに使われている鉄分から
海の中で不足しているフルボ酸鉄とほぼ同じ栄養の鉄分を
再生する技術を生み出されています。
④一石二鳥
使い捨てカイロはゴミになれば燃やされて終わりです。
二酸化炭素を排出して地球温暖化に手を貸すだけです。
けれど使用済み使い捨てカイロを集めて再生させれば
燃やさずに、かつ海の再生にも一役買うことが出来ます。
⑤実際には
地域循環ネットワークでは12月~5月の間、長岡市内の様々な場所に
使い捨てカイロの回収BOXを設置しています。
また、家庭や職場で集めることもお願いしています。
袋は破かずにそのままでOK。サイズやタイプも問いません。
県内ですと、粟島でH22年からすでに再生カイロで海を元気にする試みが始まっています。
僕の会社でもゲンバや監督が使っています。回収に協力します。
皆さんも少しだけ気にしてご協力下さい。
以上、見た目とはウラハラに案外ナチュラリストな稲垣でした(笑)
by ina0817
| 2011-12-05 09:29
| 雑感